みなさん、こんにちわ!いさじJoeおじさんです。
「文章を書くとは、恥をかくことだ」と、どこかで聞いた事がありますが、まさにそんな感じです・・・
様々な場所で農業体験をさせて頂いて、農業の楽しさや辛さ・農村生活の豊かさ(せつなさ)などを味わう事ができました。
鶏小屋を掃除中に鶏を20匹ぐらい逃がしてしまったり、トマトの杭打ちで腕が上がらなくなったり、豚の突進を受けたり、本当につらい良い経験ができたと思っています。
いさじJoeおじさんの生産現場レポート(農業体験日記)
2005年4月、大分県宇佐市「プーの丘」さん
[ 場所 ]
大分県宇佐市
[ お世話になった先 ]
「プーの丘」さん
[ ひと口コメント ]
背中、腰、膝
体中が痛い。そして、眠い。
DATE: 04/17/2005 01:34:04 PM
安心院。大分県宇佐市安心院(あじむ)に来ています。
ここは、田んぼが綺麗に並び鯉のぼりがはためく田園地帯。
盆地一帯が春の光と風を浴びて、輝いています。
ぶどう、ブランド米として有名な安心院米、スッポンが有名です。
昨日からいさじJoeは、ぶどう農園「プーの丘」さんにホームステイさせてもらっています
DATE: 04/17/2005 08:13:48 PM
午後は、「ぼかし」を1つのハウスにまいた。
「ぼかし」というのは、簡単に言えば微生物が一杯の有機肥料です。化学肥料を使わない有機農業にとっては、大切な肥料です。
土地やつくる人によって、いろんな作り方があり、混ぜるものも違います。
細かい粉状の肥料なので、撒いてると「パッー」と飛んで降りかかってきます。なので、終わった後は、全身ぼかしまみれになります。
しかし何で「ぼかし」っていう名前なのだろうか?
「ぼかし」って、どのくらい昔からあったのだろうか?
ちょっと前から、かなり気になっています。
DATE: 04/19/2005 01:44:57 PM
農的生活を求めた結果、自然に有機農業にたどり着いた山下さん。
英語の教員→イギリス(5年間も!)→夫婦で世界中を放浪→横浜で英語教師→就農
という楽しい生き方。
イギリスで言語造型を学び、大分でぶどうを作る。こんなに贅沢な人生があって、よいのでしょうか?
静かな田園地帯で大好きな犬と暮らし、本を読み、詩を作りながらの農的生活。山下さんを見ていると農村は、芸術家にとっての最後の場所なのかも知れないと思えた。
農業の問題。環境の問題。現代の中で自由を求めることの難しさ。難しいテーマの話の中に「正直な言葉」「純粋さ」を強く、感じました。
山下さんの作るぶどうが食べてみたい。
ぶどう畑の横で受けたボブ・デュランの講義、忘れる事ができないと思います。
お世話になりました!
DATE: 04/19/2005 11:38:45 PM
このコーナーは、いさじJoeが農家の軒先で「100円で何か売って下さい!」と突然お願いしてみるコーナーです。
今回の出場者は、ぶどう農園「プーの丘」の山下さんご夫妻です。
3日間ホームステイさせて頂いて、お別れの朝「いざ、出発」というタイミング(午前8時45分)でその時はやって来ました。
「す、すいません、た、旅の記念に100円で何か売って下さい!」
いつもマイペースに見えるご夫婦ですが、いきなりの「100円で何か売って下さい!」攻撃には、少したじろいだ、ご様子です。
旦那さんは、本棚を物色。奥さんは、困惑とも怒りともとれる表情を浮かべている。
少し焦ったいさじJoeは、自分から提案してしまった。
「この前飲んだ、ワインとか・・・」
奥さんは、すかさず二階に駆け上がって農園手作りのジャムをもって来てくれた。しかも、それだけじゃあと言う事で飲みかけの手作りワインをくれた。
情けが入るとリアルな100円の価値以上の物を頂いてしまうことがある。
さらに・・・
「りょ、領収書、下さい!」(一歩間違えば、逆鱗に触れるこの瞬間が1番勇気がいる)
この攻撃にも奥さんは冷静に対応。即座に領収書を探されていました。
「冗談です、冗談です」
この世界に1つとして代用の無いワインとジャム。
最高の「旅の思い出」になりそうです。
目次 - 生産現場レポート(農業体験)「みんなの産直」
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