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生産現場レポート(農業体験)「みんなの産直」

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みなさん、こんにちわ!いさじJoeおじさんです。
「文章を書くとは、恥をかくことだ」と、どこかで聞いた事がありますが、まさにそんな感じです・・・
様々な場所で農業体験をさせて頂いて、農業の楽しさや辛さ・農村生活の豊かさ(せつなさ)などを味わう事ができました。 鶏小屋を掃除中に鶏を20匹ぐらい逃がしてしまったり、トマトの杭打ちで腕が上がらなくなったり、豚の突進を受けたり、本当につらい良い経験ができたと思っています。

いさじJoeおじさんの生産現場レポート(農業体験日記)


2005年、熊本県菊池市「やまあい村」さん

農業体験写真 [ 場所 ]
熊本県菊池市

[ お世話になった先 ]
やまあい村さん

[ ひと口コメント ]
豚がかわいい!鶏に逃げられて・・・

DATE: 01/06/2005 08:25:27 PM

「いかんつたいねぇ?」のいさじJoeは馬の仕事を離れ、「やまあい村」で豚の仕事をしています。

「やまあい村」は、熊本県は菊池市にある有機農場です。自然豚・地鶏の飼育を飼育しており、果樹・無農薬野菜・稲・雑穀・椎茸を栽培しています。

特に放牧豚「走る豚」は、「どっちの料理ショー」でも紹介された幻の豚(ここに来てから知りました!)。
いさじJoeの仕事は、この放牧豚とニワトリの世話です。
慣れない仕事ですが、頑張ります。どうかよろしくお願いします。

DATE: 01/07/2005 10:48:52 PM

「いかんとかなぁ?」のいさじJoeですたい。
ここは去年の10月に「どっちの料理ショー」にも登場した「走る豚」の農場だったったいね。明日も福岡放送の取材がくるらしいです。ばってん、農場主の武藤さんは全然商売っけ無し。できればテレビなんかには出たく無いし、沢山売るほど豚もいないとさ。「走る豚」の商標もとる気なし。潔い。

ここでの生活は自炊で「走る豚」が、食べ放題!特別な飼料をあげて走り回って育った豚は、一般の密飼い豚とは比べ物にならんとたい。やっぱり、味があるとです。何より健康な豚は安心できるとです。

「走る豚」と武藤さんに紹介してもらった牛乳とドリンクヨーグルト(後日紹介通販可)の食事は、最高に贅沢です。仕事もきつくないし、ここは楽園ですか?

DATE: 01/08/2005 09:57:26 PM

武藤さんが育てる豚は、放牧飼い。商品名は「走る豚」。放牧場を真っ黒になりながら、走って土をほじって寝てる。特別配合した餌。そして、飼育期間も長い。スーパーに売っている豚より確かに高いが、その価値を分かってもらえる人に買ってもらえばよいというスタンス。

日本での豚の飼育は「動物としての飼育」ではなく「肉にするための飼育」が当たり前になってしまった。1日中真っ暗な部屋の中(豚は夜行性)にギュウギュウにされ、餌を与え続けられた動物の肉は幸せか?健全と言えるだろうか?

いさじJoeも知りませんでしたが、豚は本来よく走る動物らしいです。びっくりした時はもちろん、喜んだ時も走るのだそうです。
よく走るからよく食べよく消費するので飼料効率は悪くなります。ばってん、豚は走る喜びを感じながら健康に育ちます。限りなく豚本来の姿に近いはずですたい。

いさじJoeは、ここで毎食「走る豚」を食べ、本来の豚肉の味を覚えたいと思います。

DATE: 01/09/2005 11:18:18 PM

今日は、朝から餌のタンクのモーターが不調。冷や汗をかきながら修理して、なんとか餌やりは終了。

その後が大変だった。豚の水やり器が壊れていて、水がでていない事に気付いた。試しにバケツに水を入れて放牧場にもっていったら、水の奪い合い。「大変だ、豚の水が足りない。」

という事で、雪の中バケツリレーで六つの放牧場に水を運んだ。豚の水を飲む姿は災難のように下品。運んだかいが全く無い。
気付いたら1時過ぎになっていました(;_;)

昼休みもそこそこに、午後の作業に取り掛かった頃、熊本市内から助っ人「吉田まちこ」さんがマツケンサンバを踊りながら颯爽と登場した。放牧場作りと餌やりを手伝ってもらったうえに、食事まで作ってもらった。ありがとうございました。でも「吉田まちこ」さん!動物の虐待は、やめてくださいね。
今日から高校生の張りきりボーイ「ナガセ君」も加わっています。賑やかで楽しい1日でした。

DATE: 01/10/2005 10:54:28 PM

今日は、鶏舎で雌鳥が一羽死んでいた。
はたして自殺か他殺か?話題になったが、目立った外傷はなく腐敗も進んでいなかった。よって、寿命であったのであろうと思う。合掌。

今日の晩飯は、焼肉。「走る豚」と今日の午後とってきた椎茸。
あまりねおいしさに、食べ過ぎてしまった。高価な豚を塩味・ぽん酢で、ほとんど味あわずに食べた食べた。1年分ぐらい、食べた。また、太る。合掌。

DATE: 01/11/2005 04:38:58 PM

熊本県菊池市大字隈府58
武藤さんの「走る豚」は、福岡の産直クラブに入会するかこの渡辺商店でしか買えません。他にもこだわりの商品が揃っている面白いお店。
新開発の五穀餅を試食させて貰いました。おいしかったです。ありがとうございました。

自然派きくち村

DATE: 01/12/2005 07:19:38 PM

ここに来てはじめて「と畜場(畜産流通センター)」に入った。家畜を殺して肉にする場所。刑務所のような低い建物、白い衛生服を着た係員、豚の悲鳴、その独特な雰囲気にドキドキした。

と畜場のゲートをくぐった豚たちは、鉄の格子でいくつもの区画に区切られた建物の中へ入れられる。後日、解体されブロック肉になってから引き取りに来ることになる。

大事に育てた豚をと畜場に連れていく時、武藤さんは豚と目を合わせないという。いさじJoeも豚に餌をあげ、追い掛けてキックしてパンチしてかわいがっても夜は豚肉を食べている。

人間て残酷だなぁ?
と思いながらも、豚肉は美味い。よく考えれば、魚や野菜も同じたいねぇ?
そう言えば谷口先生も「人間は命をいただいていることを忘れてはいけない。命という意味では動物も植物も同じですから」と言いなさっていたっけなぁ

DATE: 01/12/2005 07:31:24 PM

農場主の武藤さん曰く「本当は、日本で畜産はやるべきではない」と。その理由は、飼料を輸入している上に畜産は飼料効率が悪いから。例えば、1キロカロリーの肉を作るのに3キロカロリーの穀物が必要だということ。(穀物を肉に転換することでカロリーのロスが生まれる)その穀物のほとんどを日本は、外国から買っている。その陰では、穀物不足で飢えに苦しむ人もいる。いかんつたいねぇ?。

また、穀物の生産国では、畑を穀物の単作で土を駄目にしてしまっている。飼料だけではなく、環境的にも搾取していることになってしまう。これも、いかんつたいねぇ?。

食用肉を育てるということは、より多くのカロリーを消費し環境にも大きな負荷をかけている事を自覚しなければならない。

穀物の輸入がストップすれば畜産はできなくなるこの国で、肉の多食は必要なのでしょうか。いさじJoeも肉は大好きだけど・・・食生活を変えようかなと思いはじめました。これからは「いい肉を少しだけ」の食生活にしようと思います。

DATE: 01/12/2005 08:03:15 PM

熊本県菊池市の泗水にある「シリカファームしすい」
二人の酪農家が本物の牛乳をつくりたいと工場を作り消費者に直接販売しています。大切に育てられた牛からしぼられた生乳を低温殺菌したノンホモ牛乳。ここの牛乳やヨーグルトは、本当にうまいつたいねぇ?。

写真は、製造担当の馬場さん。馬場さんのお陰で、いさじJoeは牛乳博士並の知識がつきました。
ありがとうございました。

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