生協比較【まとめ】
食材の質では、東都生協が◎
生活便利度では、パルシステムが◎
以下、主な違いや印象をまとめてみました。
●「食材・食品」
無農薬野菜など、食材(素材)に力を入れているのは、東都生協。
加工品やパンなど、生活便利度の高い食品はパルシステムの方が充実。
東都生協が昔の生協らしく、パルシステムは材料にもこだわりながら「今どき」な印象。
●「送料・配達手数料」
パルシステム:1回188円〜210円
ただし、3人以上のグループ購入で送料無料
※妊婦さん・赤ちゃんが居る場合、無料
東都生協:1回189円
ただし、2人以上のグループ購入で配達手数料無料
※妊婦さん・赤ちゃんが居る場合、無料
●「離乳食」
離乳時期の食品・材料などは、パルシステムの方が充実。
赤ちゃん対応という面では、総じてパルシステムの評価高し。
●「商品数・カタログ・カタログ代」
雑貨も加えた商品点数では、東都生協。
カタログの独自性・面白さでは、パルシステム。
パルシステム:送料に含まれる
東都生協:無料
●「アレルギー」
アレルギー対応では、ほぼ互角。
※カタログでのアレルゲン表示だけでなく、
ネット上でも詳しい原材料表示をする方向で進んでいるようです。
パルシステム:隔週で「アレルギー商品カタログ」
「アレルギーほっとダイアル」(隔週金曜日 10:00〜15:30)
東都生協:月に一度「アレルギーを考慮した商品特集」(毎回約40品目程度)
「アレルギー相談室」(月・水・金曜日午前10時〜午後4時30分)
●「料金」
個別の料金的には、高かったり安かったりで大きな差はありません。
※食品の安全性より値段の【安さ】を求めるなら、東都生協でもパルシステムでもなく
コープデリが一番安いです。
(生協というよりスーパー的な品揃えと価格です。紙おむつや日用雑貨なども安いです。)
●資料請求ページへ
東都生協(東都生活協同組合) ・ 生協パルシステム
【まとめ】生協らしさなら「東都生協」、新しいタイプの生協なら「パルシステム」!
● 食材の質では、東都生協!
● 生活便利度では、パルシステム!
● 自分の気になる点は、資料請求で確認!
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あとがき
関東地方では、テレビCMを積極的に行っている生協のパルシステムがかなり勢力を拡大しています。
食材も安いし、日用品も一緒に届けてくれるし、結構便利なのですが・・・
組織が大きくなるに従って、食材の安心感や信頼感が損なわれているような気がします。(大きくなれば、仕方が無いことなのでしょうけれども・・・)
その点、東都生協さんは、生産者さんと掛合い地道に有機生産物を増やしています。提携取引する生産者さんに有機栽培をお願いして、できたものは100%引き取り同意する組合員に届けるという仕組みです。
もともと、1972年に「天然牛乳を安く飲む会」が母体となってできた生協組織です。自分たちの食と日本の農業を守り、結果として環境保全になるという理想を実践しています。
しかし理念を追求すると品数が確保できなかったり、賞味期限が短くなったりすることもあります。便利さを取るか理念を取るか・・・
加入する生協の理念や商品ラインナップを確認して、しっかり選ぶことが大切ですね。
【加入者・組合員数】
東都生協:約21万
パルシステム:約78万人
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