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ストックボード、ついに残り1本となりました!

国産ハンドシェイプのミッドレングス「マハロ・ハーモン」 オーダーは2カ月待ちとなってしまうため、早い者勝ちです。
※テストボード落ち中古ボードも、6.5とEPS6.4が各1本となりました。(値段は載せられないので、メールでお問い合わせください。)

【のほほん陸トレ道場】テイクオフのコツ(独自トレーニング方法)

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ダマされたと思って、この練習一択(笑)

テイクオフ問題の、全ての解決策は、「腹ばい姿勢の品質」にあるという結論に達しました。

(差し乗り練習ではありません笑) この練習は、「良い腹ばい姿勢」を作る効果があります。
足で海水の抵抗を感じる事で、下半身からお腹の荷重に意識が残り易くなります。 よって、腹ばい姿勢をお腹重心に調整する効果があります。 (パドル負荷によって胸重心になりがち)
この「ビヨーン!」と頭から足まで伸びた姿勢(張力)が「良い腹ばい姿勢」の品質を左右します。 (ボードを海中方向に沈めるという意識でなく、身体を横方向に伸ばす意識の方が、ボードをリフトから抑える効果が高くなります。なるような気がします笑)

前足が出ない理由・・・パドル時「下半身は、ブレないようにロックされている」という認識が必要

例えば、立ち上がり動作の悩みで一番多い「足が素早くセットできない」理由は、 「腹ばい姿勢は、股関節がロック状態にある」という認識が無いからです。 (股関節がロックされているのに、力ずくで前足を持ってこようとするので、身体の連動が止まり、詰まって苦しい動きになってしまいます。)
ロック状態の股関節を 1.「プッシング姿勢で解除準備(背骨を反らない=膝から首まで真っ直ぐ)」、2.「脇に乗った瞬間に、運動連鎖で解除」する。 という流れを、脳が無意識に覚えてくれるまで、陸トレで繰り返す必要があります。 「プッシングで脇に乗った瞬間に、下半身のロックは解除せよ!」が身に沁みたら、いつの間にか足がつっかかる事は無くなります。(ブーツのせいでは、アリマセン笑)



【テイクオフ講習会】修正必須のチェックポイント

  1. 「もっとウネリから狙って〜」(乗れる波、確定前に予測で狙う。2割滑り出せばOK)
  2. 「もっと波を見て、タイミングを合わせて〜」(なるべく目を切らない)
  3. 「ポジションを常に確認・修正しながら波を待って〜」(一番大事かも)
  4. 「ウネリに対して、垂直・水平に合わせて〜」(意外と出来てない)
  5. 「初動練習(方向転換から乗り込みパドル)を平水で練習してから、また来て〜(宿題)」
  6. 「腹ばい姿勢・パドルも、平水練習すれば、なお楽だよ〜(宿題)」
  7. 「立ち上がり動作が遅いから、毎日10回は陸トレしといて〜(宿題)」
  8. 「もっと波の芯にコミットして〜」(ピークを良いポジションとタイミングで捉える)
  9. 「この波、行く!と決めたら、迷わないで〜」(ルーティーンは流れるように遂行!あとは波次第)
  10. 「ウネリにリフトされ始めたら、パドル緩めて〜」(前半強く、後半サラサラ、テールは絶対に持ち上げられないように)
  11. 「波の前に(下に)ボードを落とそうとしないで〜」(逆に後ろ、波に寄りかかる感じ)
  12. 「落ち着いて、立ち上がり動作のタイミングを待って〜」(プッシングの間が大切)
  13. 「前に出たり、漕ぎすぎないで〜」(落ちながらテイクオフは、全て台無し)
  14. 「半分のパワー以上を出さないで〜」(全力でパドルしちゃうと、頭真っ白・身体も強張ります。)
このテイクオフ講習会ですが「何年もやってるので、できてるよ!」という反発が絶対にあります! でも、実際に動画撮影しながらチェックしてみると、意外と修正点=伸びしろポイントが沢山あることに気付く事ばかりです(笑)
※「自分は、テイクオフできているからパスしよう」と思う場合は、まだテイクオフの大切さが理解できていない段階にあるということです。

例えば項目1の「もっとウネリから狙って〜」ですが・・・
ほとんどの方が、座って波を正面から見ている時点で「乗れる波確定」の波に対して動き出します。
これでは、タイミングが遅れてしまします(前に出過ぎたり、斜面が切り立ちすぎて刺さる原因。 上手くなってからも、このタイミング取りを繰り返すと、落ちながらテイクオフが癖になってしまいます)
なので、まず「確定5秒前に予測で動き出す練習」が必要です。 最初は「乗り遅れ」を繰り返してしまいますが、あきらめないでください。
いつしかドンピシャ!のタイミングで一回でも滑り出せば、 「こんなに簡単だったんだぁ!初動のタイミングが遅かっただけだったんだぁ」と理解できると思います。
※ウネリの高い位置で構え、(波に下ろされるのではなく)自分から落ちていくテイクオフを基本・基礎としています。

そうなんですよ!テイクオフだけでも、こんなにチェック項目が沢山あるんです。 現実問題として、それぞれの項目を練習して習得していかないと、安定したテイクオフは難しいです。(笑)
でも、安心してください!(履いてますよ笑) 一つ一つ習得して無意識化すれば、自転車と一緒で「ある瞬間に。。。嘘みたいに簡単にできるようになります!」

【追伸】自主練習についての正直な話
「ゆっくり」「おおげさに」「できれば、動画撮影もしくは誰かにチェックしてもらいながら」要するに、、、
自分なりでは無く、違和感しかない位の動きで練習を繰り返さないと、練習効果が出ないことがほとんどです。

★「自分の許容範囲の中でしか、修正できない法則」は常に感じます(笑)
例えば、滑り出しの時に「波の前に(下に)ボードを落とそうとする癖」がいらっしゃるとして、、、
コーチが「ウネリに押されても、ボードを水平にする意識で」と言葉で伝え、本人は「自分の意識では、ノーズを上げてみよう」とトライしても (=元々が下げようとする癖があるので、客観的にみると全然ノーズを下げてしまっている状態) どうしても落としてしまう状況が続きます。
★その場合は、自分の許容範囲外の動き=例えば、ウネリに追いつかれる前に、「おおげさに」ウイリーするようにテール側に荷重してみるような体験が必要です。
自分のイメージでは「こんなにテール側に荷重したら、波に置いて行かれちゃうやろ」という感じが、意外とドンピシャだったりする事が高頻度であり得ます。
要するに、今のイメージでは成功しない現状が続いているのならば「イメージが間違えているのかも」と、自分を疑ってみる必要がありそうです。(テイクオフは、前へでなく後ろ荷重だったり)
一回、下手になる覚悟をもって自主練習で「ゆっくり」「おおげさに」色々と試してみると、上達のループに入っていく場合が多いと思っております。


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「ゆっくり優しいテイクオフ(=水は柔らかいので、優しく動き出す。力みはブレーキになるので要注意)」を習得すれば、ウネリの高い位置で立てるので・・・ 伸びやかでスピードの乗ったテイクオフが出せるようになります。 力む瞬間が無い=身体の動きは滑らかになり、頭も真っ白にならないので、波の変化への対応も自然とできるようになります。
※乗りたい気持ちが...毎回フルパドルで力み、ノーズを下げさせてしまうのだと思いますが、、、 (長めで浮力のあるボードの手助けを借りながら)順序立てて一つ一つ習得すれば絶対できるようになります。 以下に具体的な考え方と練習方法をご紹介いたします。

【二段階に分けて練習】1.ウネリに乗る2.高い位置で間を作る

まずは、参考動画(ロブ・マチャド師)をご覧ください。

【第一段階(波に乗る)=ウネリに乗って、岸方向に移動】波待ちからプッシング(でウネリに乗る)まで。 パドル力に目が行きがちですが、意外と大事なのは、「腹ばいの姿勢」 「プッシングの姿勢だと思います。
【instagram】kookapintoさんのテイクオフを何本か見ていただくと、動き出しから乗り込みパドル・プッシングまでの「流れ」が如何に重要か分かると思います。 跳び箱でいうと、助走からトンっという踏切までが安定してくれば、あとは「タイミングよく飛ぶだけ!」成功率がグッと上がる部分だと思います。

海での本番前に、最低限の練習は必要です!

波待ちからパドルまでの動きは、自分なりにで良いので練習してから海に行きたい所です。 (ポジションやタイミングが合っていても、この動きがスムーズにいかないと、なかなか波に乗れないと思います。)
意外と忘れがちなコツは、ボードを立てた(沈めた)状態での、乗り込み前のタメ「ウゥーン」です。(実際に波を目の前にすると、焦りがでて動きが早くなりがちです。) あと一番大事なのは、乗り込み完了形「(背筋)ピーン!」というイメージで(自分なりの)最強の腹ばい姿勢に入る事です。
★乗り込み前に「ウゥーン」とタメて、、、最重要点は、乗り込みと同時の「脚閉じキック」です。 この「脚閉じキック」でしっかり水を捉える事が出来れば、 自然とお尻の穴が締まり背筋もピーン!と伸び=理想的な腹ばい姿勢に入る事ができます。 (この乗り込み動作を平水で練習すれば、ノーパドル・テイクオフも楽々に出せるようになります!)
※練習会で気付いたのが・・・この初動それぞれの動きに「渦を作る」イメージすることで、レベルアップする事があります。 「足を乗せるときにタコのように足をシュッと閉じて、水の渦を作る」「パドルで水中に渦を作り、後方に排出」 「ウネリに押され始めると、ボード全体でも渦が生まれる・・・」 これらの渦が後方に流れていく事で、水を捉える力感が生まれ=推進力が生まれてボードが走り出すんだとイメージしてみましょう!

【ウネリの高い位置で】タイミングよく「素早く」構える

【第二段階(波を下りる)=ウネリに乗った状態から、波の斜面を滑る降りる段階】ウネリに乗っている状態から、波の前に押し出されるタイミングに合わせた立ち上がり動作。 立ち上がり動作は、「一瞬で正確に動作を行う」必要があるので、陸トレで脳と体の動きを合成=反射的な無意識動作化させておく必要があります。 (「背筋ピーン!のプッシング姿勢」で(一瞬)間を取る事が最大のコツです!笑)




【さらに深堀り】ウネリに乗って、素早く立ち上がるためには・・・

「OKです!ウネリに乗って、素早く立ち上がり動作ね。いやいや、そこが出来ないから困っているんです!」と言う場合は、さらに分割して練習していきます。
  1. 第一段階(ウネリに乗る)
    1. 波を見る(予測しながら、ひらすら観察。ウェーブマネジメントも勉強)
    2. 動き出し(平水練習が必須)・・・安定してウネリに乗れるようになったら第二段階へ
  2. 第二段階(ウネリから押し出される一瞬前に立上がり動作)
    1. ウネリの高い位置でプッシング(脇に乗って下半身のロック解除。焦らないで冷静に、その時を待つ)
    2. 押し出されようとする力を借りて、立ち上がり動作(押し出される一瞬前に動作開始)
例えば、第一段階の「波を見る=乗りやすい波を見つける」ポジショニングは?タイミングは?今日のパターンは?を、波に乗ろうとしないで、ひたすらヤル! 動き出しの練習=波待ちから、「反転・乗り込み・パドルの流れ」をひたすらヤル!
※今までよりウネリを狙い、「10本動き出して2本乗れればOK!」のつもりで気楽にチャレンジ。 ですが、ポジションと動き出しのタイミングは、一本ごとに微調整が大前提です。

※「なかなかウネリから乗れない」滑り出しが遅くなる典型的なエラー
1.斜面に板を落とそうとして、テールが上がってしまう。(足が開いてシャチホコになってしまう)
2.(一生懸命パドルするあまり)身体が反って胸荷重になり、ウネリにテールを持ち上げられる。
つまり、海からのパワーをテールを上げて逃がして、さらに身体の力み(反り)でボード荷重が抜けて、、、 この2重のエラーが癖になっているので、「なかなかウネリから乗れない」状態になっている方が多いです。
そこで、 パドルが足りない?もっと前に乗らなきゃいけない?もっと切り立ったポジションでなきゃいけない?と、ドンドン真逆の方向(テイクオフを難しくする方向)に進んでしまう方も多いです。
なにしろテイクオフにとって「力み」は抵抗や荷重抜けになるので、「いかにリラックスした状態で波を迎えられるか?」がウネリから乗るための最大のコツです。
※「もうちょいで乗り遅れる・・・」 最後の一カキのタイミングを変えてみてください! ウネリに持ち上げられて、波の密度の濃い場所を後ろに押し出すイメージです。 (【YouTube】How World Champion Surfers Pop Upで「最後の一カキのタイミング」のみ注目してみてください。)

第二段階のプッシングから立ち上がり動作も、順序立てて積み上げ練習することで、動作を無意識領域に追いやれます。 (無意識の正しい動作を積み上げて行くと・・・意識すべき波の変化に意識を向ける余裕が出来てきます! 板を落とそうとせず、フェイスに顔を向けて、波の変化を読み取りながらのテイクオフ動作。)

★究極のコツ・・・「サーフィンの全て」に大事なのが「タイミング」です!  参考動画(ロブ・マチャド師)でも、プッシング姿勢で、立ち上がり動作のタイミングを待っていますよね。
第一段階(ウネリに乗る)では、引き付けてクルクルー(始動)に入るタイミング。ウネリに持ち上げられ始めた時の、(波の密度の濃い場所を押し出す)最後の一カキのタイミング。
第2段階(プッシングから立ち上がり)では、ウネリに乗った感触を受けてプッシングに入るタイミング。ウネリから押し出され始める予感を受けての、立ち上がり動作に入るタイミング。
※テイクオフのコツを掴めるか掴めないかは、これらの感覚=「タイミング取り」獲得の有無だと思います。
「タイミング取り」の感覚をつかむためには、最初から最後まで落ち着いている事ですが、そこが難しい!のも分かります。 (ゆっくり優しい動作では、乗り遅れてしまう・・・分かります! この壁を練習でクリアします。 ゆっくり優しい動作でも、「水の抵抗を極限まで排除する=スムーズな魚のような動きを身に付けられれば」ウネリに乗れるぐらいの出力は出せます。)
  • 頭(うなじ)は前へ・体は後ろへ伸ばすイメージ
  • お尻の穴を閉める(足を開かない)
  • 仙骨を入れてボードを真下方向に抑える(おへそ重心)
  • パドルとプッシングは、ボードを真下に押し込むイメージ
  • プッシングで背骨が反っていないか要チェック(反っていると立ち上がり動作が遅く、ドッスン!になりやすいです。)
プッシングのイメージですが、「頭は(飛行機のように)上空にテイクオフ!」「肩甲骨から下半身は波の中にズシッーっと沈むイメージ」の 相反するベクトルの両方のバランスが大切です。
★最後に確認したいのが、「ウネリに追いつかれる直前から、プッシングにかけて脱力できているか?」 この「脱力(=力みが無いので荷重が海に沈みこむイメージ)」が海で繰り返し意識し確認して欲しいポイントです。 コツを掴めると、テイクオフの滑り出しが早くなり、波のパワーを敏感に感じられるので、滑らかなライン取りができるようになります。
脱力しているから、ウネリに優しく押される・・・テイクオフする度に、毎回この感覚を受け取るつもりで練習してみませう!

【テイクオフ前のパドルの役割】重心を正しいポジションに保つため



波は、1秒間に5メートル程度進みますよね・・・だとしたら、人間のパドル力で、そのスピードに同調できるでしょうか?
・・・だとしたら、テイクオフは、パドルの推進力で滑り出すという錯覚を疑ってみる必要がありそうです。
確かに、いつも軽ーく漕いで乗っていくオジサンとか居ませんか(笑)
イメージとしては、 ハチドリがホバリング (パドルで態勢維持)していたら、追い風が吹いてきて(波が後ろから押してくれて)前に連れていかれてしまうイメージです。
なので、「どうしても波に置いて行かれちゃうなぁ」「もっとウネリから乗りたいなぁ」と思ったら、 パドルの推進力よりも「腹ばい姿勢の確認と初動トレーニング」に取り組んでみる事が第一歩です。
※平水で「腹ばい姿勢の確認と初動トレーニング」は何度もやっているのに、それでも滑り出し出せない場合は波の見方・選び方・ポジショニングなど 前段階のエラーを正す必要があります。解決策として、 「ノーパドルで出す遊び(乗り込み動作だけでウネリに乗ろうとする)」を何回かすれば、自然とウネリのピーク・ブレイクの際に寄っていくので、ポジションやタイミングが掴めてきます。

【ポイント解説】プッシングの姿勢から立ち上がり動作

ちなみにプッシングの姿勢ですが・・・女性や身体の柔らかい男子ほど、お尻が落ちて背骨が反り返ってしまっている事が、ほとんどです!
背骨が反った状態を戻しながら、立ち上がり動作を行うと、上半身にウネリが発生して、動作が重たく遅くなります。 また、脇に乗れないので、股関節の動きも悪くなります。(脇で支えるから、股関節がフリーになって軽く動く。)
故に、「前足が出ない」「ドッスンしちゃう」「座っちゃう」「スタンスが決まらない」の原因になります。
正解は「頭から膝まで一直線(お尻は腹圧で引き上げるイメージ)」このプッシング姿勢で、しっかりピタッと止めて から、(脇に体重を乗せて股関節のロック解除)腕のわずかな反動でスッと素早く軽い立ち上がり動作です。 (「上体反る → スタンス時は、前かがみ」の中間=プッシングで背骨の直線で止まることで、半分の動きになるので、軽く早く前足が出てきます。)
言葉だけでは難しいと思いますので・・・一瞬の動作の身体の連動 は、腰位の高さの鉄棒の乗り越えを練習してみてください。(前に出ながら、脇で支え、フリーになった股関節を3Dで回旋させながらスタンスで着地! 自分の中では、テイクオフ動作に一番近い身体操作です。)

【結論まとめ】初動からパドル・滑り出し・構えるまで、自分なりの正解(ルーティーン)を模索するのが陸トレ。(誰かのようにではなく、自分なりで良い)

良いテイクオフは、ウェーブマネジメントから始まっている意識。
(波の見方・パドルの見直し!あせらず、ポジション・タイミングが大事!まず、波を正面から見ている時点で、落ちていくボトムのパワーゾーンを目視。もっと最後までピーク側を見ながら、最後はフェイス側の気配で押されるタイミングを予測する! ピークになるであろうウネリに潜り込めれば、「水平プレーニング状態」をキープできるので、ゆっくりテイクオフ動作をするための間ができる。 )

テイクオフ動作は陸トレで無意識になるまでやる!
(第二のゴールは立ち上がりからの基本姿勢。 動作を分解して、ゆっくりと丁寧に体に覚えさせること。 腹這いプレーニングの時に腰を気持ち浮かせておいて、ウネリから落とす=腰を下ろすタイミングでプッシュアップから後足を置くと身体がスムーズに動く。 テイクオフの完了形(低い中間姿勢)からの逆再生も繰り返す。)

波の性格を先読みしながら「ウネリでのプレーニング安定まで」が第一・・・動作は、ゆっくりを基本とすれば、早い動作にも対応できます。
(早い波、トロい波、ちょうど良い波・・・波に合わせた下り角度合わせを楽しみませう。 初心者の方の場合、インサイド合わせだったり漕ぎすぎたりして「落ちながらテイクオフ」にならないように、注意が必要です。 早い動作が基本になってしまうと、ゆっくりの波にタイミングが合わせ難くなります。 )

腹ばい姿勢の品質チェックで、テイクオフ成功率アップ!

プッシング姿勢までに、「力まず」「頭真っ白にならず」いかにスムーズに流れを作っていくかが重要です。
「ウネリの高い位置で、堂々たる高いプッシング(笑)」コレを冷静に決められれば、 押し出し直前(フワッとなる瞬間)に自然と身体が反応してスローモーション感覚で立ち上がり動作がキマリマス! (波の押しを使えると、陸トレの100倍ラクに動作できます。)
正しい姿勢で、「このプッシングの間(波との同調)を感じる・・・」何度もチャレンジして、この瞬間の成功体験を憶えてください。 一番に難しい部分ですが、一番に大切な部分であり、上手くなってからも、(感じる事を楽しめれば)一番の至福の瞬間です。
※私自身も「この瞬間」のために相当な時間を費やし、今も「この瞬間」を感じるトレーニングを続けています。
テイクオフ以前の「腹ばい姿勢」「プッシングの姿勢」の品質が上がれば、 波のエネルギーと自分のテイクオフ動作に流れ(同調)が生まれてきます。 この流れ(同調)が「冷静に波読みしながら、テイクオフする。」という余裕を与えてくれるような気がします。
とにかく第一段階としては「腹ばい姿勢の品質」だという結論に達しています。
※「腹ばい姿勢の品質」によって、波のエネルギーに同調できるか無視されるか選別される!という仮説(笑) 海で周りのサーファーを観察してみて下さい

【波の見つけ方からパドル・・・テイクオフ】
この部分の深さや意味について、教えて頂いたのは UMIHIKO レッスンの岩田プロでした。
自分にとっては、次のレベルに進む為には必須の階段であるような気がします。自然なフローが身に付くためには、あと数年かかりそうな雰囲気です(笑)
諦めていた身体の可動域(特に背中)についても、丁寧に指導して頂きました。本当に感謝です!
※男性にありがちな肩でガシガシ漕いでしまうのはNGで、肩甲骨と広背筋・・・要するに背中で漕ぐイメージが必要です。(手の平を意識すると、背中・脇から始動できるかも)

「今さら初心者じゃあるまいし・・・」と思われるかもしれませんが、本当に重要な要素が詰まっています。
★ボードの浮力を使いスッ−と「蹴伸び」から、「首で」「前に伸ばした手で」スイスイと水面を滑るようなイメージで、スピードの乗りながらも板をブラさず「体軸全体で板を沈めながら」・・・ これだけでも、ちゃんとやろうとすれば、何年かかかるかもしれません。(なので邪念の入らない、平水での練習をお勧め致します。)

【テイクオフ初動の講習会】実際に頻出した改善点

・もっと乗り込みを滑らかに! (乗り込みが荒くて、ボード前方向へのドッシャンしぶきが多いです。)
・足閉じが推進力になるように水中で、足の裏で合掌する! (空を蹴っても進みまテン笑)
・足閉じと同時に、手も加えて! (持ってる位置から、後ろだけでも良し)
・前腕が水中で使えて居ないので、大きなウズが出来ない。 (腕の入水が浅いので手首サイズの小さなウズ。最低でも肘まで入れる。)
・スカーリングの感覚が無い (お風呂で毎日やってください!)
・最終、テールに重みが残せない。 (パドルしている間に、ムネ重心になり、ウネリに持ち上げられる時には、テール抑えの意識が外れてしまいストール)

自分では、出来ているか確認できないので、誰かと一緒に練習会形式で行うと楽しいと思います。 特に「パドルの渦が作れているか?」は、水中で誰かに見てもらう必要があります。
自分の場合は、右手は渦がガッツリできているみたいですが、左手が不完全らしいので左手を猛特訓中です。 (足乗せも左足の平が正確に合わせられていませんでした。左右差ですね・・・)

※練習会で使っていた初動のチェックリストもご活用ください!

【それでもダメなら・・・】ウネリの芯にコミットする!

ポジション修正とタイミング取りを繰り返して、ウネリの芯にコミットする! ←結局は、ここが一番大事ですが、文章や動画では説明し難い部分です(笑)

一番良い練習方法としては「ノーパドルで波に乗る遊び」を繰り返す方法です。

初動の乗り込みのスイッーだけ(練習必須)でも、ポジションとタイミングが良ければ、板はウネリから滑り出そうとします。

最初、難しいと思いますが、惜しいところまでは行けると思います。 板が滑り出そうとする惜しいところまでくれば・・・身体の力みを抜いて、波のエネルギの流れに潜り込むイメージです。 そして、 ノーパドル練習を行った後に、パドルを解禁して2・3回漕げば、バシバシとテイクオフが出せるはずです。

現場からは、以上です(笑)


テイクオフで苦労する最大の原因は、「腹ばい姿勢」の品質

腹ばい姿勢がサーフィンの上達にとって、たぶん一番重要なのに、一番見逃してしまっている部分です。
見た目が分かりずらいですが、海ではテイクオフの滑り出しの体感が全然違うと思います。
★「腹ばい姿勢」の品質が上がれば、もっとウネリから楽にだせるので → プッシングも高い位置でキマリ  → (落ち着いているので)下りるタイミングに合わせて立ち上がり動作に入れる → ので、テイクオフの悩みが全部吹っ飛びます! (騙されたと思って、ぜひ腹ばい動作の再確認やってみてください。)



私のテイクオフのお悩みは、「今日一の波で、どピークに居るのにビシッとテイクオフが決まらない」「この波、絶対にメイクしたい!」と力んだ瞬間にコケてしまうパターンが中々克服できない状況が続きました。 前足を早く出したいという「一生懸命さ」が「力み」となって逆効果になってしまっていました(笑)
最高の波に、乗り遅れても良いつもりになれば・・・力を抜いたパドルで「リラックスした状態でのテイクオフ」が身に付くハズという仮説です。
    これまでに効果があった修正点
  • 「パドルを弱める」=板をブラさない。ウネリに直角合わせ
  • 「テイクオフを急がない」=常に水平キープ+プレーニングで動作を止める。
  • 「腰反らない・勢いで立たない」=後ろ足から、「ゆっくり、そぉーっ」と立つ。
私の場合は、以上の3点を意識したことで、 逆に余裕が生まれて、立った瞬間のワンパンプでスピードが出るようになってきました。(スタンスが決まりやすいというメリットもあるようです。)

【テイクオフ理想形】ロブ・マチャド師匠を目標に設定!

テイクオフ動作には、いろんなパターンがあり、自分がやり易い動作で正解と思います。が・・・苦労した私の経験上、 「反動15%の動作が、速くスムーズに立てる(しかも 、すぐに踏み込める軸足重心で)」という結論 に至りました。

「反動15%の動作」って何?って感じだと思いますので、ご説明します。

独自の感覚なので、詳しくご説明しますと・・・まず反動100%の動作は、プロの人が自分の動作を感覚で教えようとすると こんな感じCBTSF SHONAN【YouTube】でワンアクションでポンと足入する=普通の人がやろうとすると、難しい8ので 体を反った反動を100%近く使った動作となります。 だいたいの場合、こんな感じせきとくん【YouTube】になると思います。 (アスリート系の人や、若い頃からこの動作で慣れている人のみ可能な達人技!)
反対に反動ゼロ%の動作は、体の反動を、ほぼほぼ使わない歩くテイクオフヒガシーサー【YouTube】や ロング系のまさちゃんねる【YouTube】のような感じになると思います。

反動100%の動作は、早いbut足を出そうとする(アウター優位)力みで詰まってしまうし、逆に反動ゼロ%の動作は安定しているbutタイミングが遅れてしまう(掘れた波が苦手)というデメリットがあります。

・・・という経緯で、力まず早く立つために「反動15%の動作」に辿り着いたわけです。(理想は、波によって使い分けできることですが、ここはネクストレベルの課題です。)

まず、プッシングで(ボードを背中で真下に押す、結果として反力で飛行機がテイクオフするイメージ)腕を伸ばし切った姿勢から、15%緩めて腕に遊びを作ります。この腕を伸ばす瞬間と同時に、 ほんの少しだけ(=15%だけ)体の反動を使って、脇と後ろ足で支えを作りながらフワッと構えるという動作です。 (練習方法など詳しくは、動画を製作中ですが、 littlefrothers【insta】littlefrothers【insta】 などの感覚が近いです。不正解でも声のデカい方が目立ってしまうネットで、正解を探すのは、本当に難しいですね・・・ ちなみに、 トップ選手は Novocastrian Waves【YouTube】だいたい「反動15%の動作」の範疇に入るような気がしております。 もちろん波によって使い分けの練習は必要です。)

★その後、周りの友人たち数名で、15%反動のテイクオフに挑戦しましたが、ほぼほぼ自分の癖が優先して、全然できませんでした(笑) なので、今は一旦下手になる覚悟を決めて「反動0%」で数か月やり続ける。→波次第で、反射的に「反動15%の動作」が出るようになる。 というステップが遠回りのようで結果的には早い方法でした。それでも、以前のテイクオフに戻ってしまう時期も出てきます。 (それぐらい自分で作り上げた癖は抜けにくいものだと、身に染みてオリマスデス・・・)

【実践】テイクオフのためのパドルは「先行逃げ切り」

乗ると決めたら漕ぎだし直後にスプリントパドルで加速、そして回転数でトップスピードまで上げる。 そして、波に追いつかれる前に力を緩め、タイミングを見ながら、落とし角をイメージしつつ、惰性でテイクオフするようにトレーニングします。
上級者以上のテイクオフは、ほとんどの場合、この「先行逃げ切り」型になっていると思います。(逆に中級者までは、滑り出し直前に全力を出す「追い込み型」になっていると思います。) 波の見つけ方の熟練も必要ですが、ミッドレングスの滑り出しに慣れれば「嘘のようにスムーズに」テイクオフできるようになります。 (まずは、「安定したプレーニング状態に入る事が重要」なので、【YouTube】波乗りたいし(ドジ井坂氏サーフィンスクール「腹ばい練習」)の練習もオススメです。)

「2種類のパドル使い分けが必須!」・・・
【トルクが必要な漕ぎ出しのトルク・パドル】
★腕は、水面スレスレを柔らかく前に出すように(肩から前にガシガシ出さない)入水後、スカーリングと肘曲げで水をキャッチして、そこから脇を効かして丁寧に最後まで肘を残して水をプッシュするイメージ。 ポイントは、指を閉じて手の平(親指も丸めないこと)手首をオールのように固めることと、肩を交互にリズム良く前後に使う事。 (平水でパドルしている所を、誰かに水中メガネで後ろから「渦ができているか」見てもらうと良いです!)
まさしんご TV 水中動画でパドリング徹底分析 のような感じで、腕の動きで渦を作り後ろに流すイメージです。

【波に追い付かれる寸前のスプリント・パドル=高回転パドル】
テイクオフは、(パターンを予測して)ウネリを見つけてからの初動が大事。 波の芯を予測して「トルクパドルからの、高回転パドルで波の芯にジャストで合わせて、最後はボードを胸一点で沈める意識」
波の移動速度は、1秒間に5メートル・・・意外と早いですよね・・・波に追い付かれた時点で、トルク・パドルをしていては、抵抗になるばかりです。

ピッチを速めて「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」という感じ=勢いとしては、北斗百裂拳的なイメージです(笑)
★特に水泳経験者や真面目な性格の方が「最後まで掻ききる意識」を捨てられず、漕ぎすぎる傾向が多いデス。 パドルの最後、いわゆるパド筋を使う直前には、もう水から手を抜いて前に回していくイメージです。
YouTubeでは、高回転のスプリント・パドルの方法を見つけられませんでしたが、この動画(ドジ井坂TVパドリングの遅い人必見!(裏技:45度パドル))が近い線です。
高回転パドルも波に追い付かれてリフトされ始めたら、緩めることが肝要です。(それで乗れない場合は、潔くあきらめましょう!) リフトされ始めたら(パドルは調整程度)先のフェイスの状況を見ながら、できるだけ早めにプレーニングに入ります。

まずは、2種類のパドルを会得して、落ち着いてプレーニング状態(寝たままでもプッシュアップのハイハイの姿勢でもどちらでも可)に入る事を目標に経験を積むことをお勧めします。
★平水練習の出だしでフルパドルを行ってもらうの理由は、すぐにその人が「トルクパドル型かピッチパドル型か分かる」からです。(だいたい、どちらかです!) 水泳経験者は、トルク型で漕ぎ出し良いのですが、それ以上の加速が出にくい傾向です。 逆に子供はピッチ型で乗り出しで空回りしてしまいますが、徐々にスピードに乗ります。
プレーニング状態で繰り返しボードの水平キープに慣れてくれば、テイクオフの立ち上がり動作を「ゆっくり簡単に」できるようになります。
※パドルからテイクオフ動作・初期ライディング姿勢まで、一貫して「頭」を立てておく(垂直キープ)が大事。
★練習会において、パドル力が最低限に達していない人は100%近く、存在しません! 波に乗り遅れるのは、パドル力の問題では無いのですが、パドル練習は大幅に乗れる本数を増やすのも事実です。
乗り出しはトルクパドルで、すぐにピッパドルに切り替えるテイクオフ用パドルを練習してから海に行きましょう!

【テイクオフ】劇的に改善したコツ

自分の場合は、「パドル姿勢の見直し」「波の感じ方」「ブレ(抵抗)の原因となる力みをなくす」など段階的に改善した後、最後にパドル強化練習に入りました。
クルークルーからボードに乗り込み、「5カキのスプリント・パドルで波に乗る!」という基準を作り練習しました。 ボードに乗り込んだ時点で、水泳で言う「蹴伸び」の状態ができれば、「強く深くのオッサンのパドル」ではなく、「軽く早くの魚のパドル」で十分にテイクオフできます。 クルークルーから「軽く早くの魚のパドル」が出せて、力が抜けていれば、本当に綺麗なエネルギーの流れでスタートが切れます。 (「良い波の、良いポジションで、良いタイミングで!」が前提条件)
それは、分かっているけど、乗り遅れてばかり・・・という方に最大のコツ伝授いたします(笑)
★リフトされる直前の一瞬だけ「一瞬だけ高回転フルパドル」 (この一瞬とは、ボトムの巻き上げパワーゾーンに居る時です。)
そして、リフトされ始めたら、惰性を感じながらプッシングに早いタイミングで入る事に集中します。 (重心はお腹から波のボトム方向に、イメージは上空に!まさに飛行機のテイクオフのように!)

【テイクオフ前のプレーニングこそサーフィンの神髄】

ボードが滑り出しても、直ぐに立ち上がり動作に入る必要はありません。 テイクオフ前には、必ず水平維持でのプレーニングを癖付けると、落ち着いたテイクオフのタイミングが掴めてきます。
※もちろんブレイクの早い波は、プレーニングの間が取り難いです。(なるべくピークのウネリに入って、瞬間でも間を感じる事で、いつものテイクオフ動作が行えるようになります。)

プレーニングが始まっても水平維持しながら、(冷静に呼吸を感じ)プッシングに入るタイミングを見計らう!

プッシング(←腕は伸ばし切らず、少し余裕を持たせておく事がポイント!)でのプレーニングに入る。 ★水面を押し下げるイメージで、プッシングを行うと肩に力が入らなず力みが生まれにくい。 (筋肉の緊張=ブレーキなので、パドルからテイクオフ動作完了まで、力みを産まなければスムーズに動作が流れていく。) ウネリから落ちる直前のタイミングで、腕を伸ばしながら、後ろ足・前足とインナー・骨意識でゆっくり軸足で立ち上がる。
(レギュラーフッター) 左手は胸下・右手は最大限に腰近くを骨を使って、前上方に顔を伸ばし切ってスライディングアップ!
※頭から前に乗り込んで、前上方に首からスライディング・アップするイメージ。 腕を伸ばし切ったタイミングで頭が前に出ているかチェック。 ↑パドルを切り上げて、この最後の前への体重移動(お尻からアゴの送り出し)で滑りだすような感覚。

スムーズで伸びやかな【ネクストレベル・テイクオフ】

テイクオフの品質(テイクオフの初速・ライン取りの良し悪し)は、立ち上がり動作の前段階(初動から乗り込み・パドル・プレーニング・プッシング)までのセットアップで決まってきます。 テイクオフが安定してきたら何となくイメージできると思いますが、、、 波をよく観察しながら、、、(← 一番大事なところなので、詳しくは後で解説します) 初動からプッシングまでのセットアップまでの自分の動きと、波とのタイミングを合わせつつ ダウンザラインの角度を1度単位で調整します。 (落とそうとせず水平を保ち、板をブラさず、そっと滑らかに滑り出し、立ち上がり動作でドッスンさせずに、、、とにかく、力まずスムーズに笑)
要するに、立ち上がってから加速に入るという意識では遅いので、、、 「波を見つけて動き出す時点で、加速のためのセットアップを確実に積み上げて行く意識」がネクストレベルのテイクオフには必須です。
そのためには、セットアップ一つ一つの動作をビデオで撮影して、できている所・できていない所を認識・改善する具体的な練習が必要です。

意外と難しい【ソフトボードでのテイクオフ】

ソフトボードでのテイクオフに苦労している方向けに、共通しているチェックポイントを箇条書きにしてみます。 (海で周りの方々を見て、気付きました。)
  • パドル時点で、前に乗り込み過ぎている(前バランス過ぎても、浮力があるので気付きにくいです)
  • 波に押され始めに、テールがズンッ!とブリ上げられてしまう(後ろに乗って、水平テイクオフの意識)
  • ウネリに対して垂直に、ボードを合わせられていない(繊細な感覚を養う。)
  • ウネリに押された瞬間に、足が開いてしまう(バランスを取るためだと思われます。前バランスが原因)
  • 波から視線を切るのが早すぎて、押されるタイミング・ピーク合わせが分からない(最後まで波を見る!)
  • 折角ウネリから立てているのに、板を落とそう落とそうと焦ってしまう(落ちて行かない、そのタイミングが正解です)
  • パドルの姿勢・方法を練習していない(パドリング・スピードの不足)
八割方は(パドルの時点でボードの)「前に乗り過ぎ」ている点だと思います。 ウネリに追い付かれようとする瞬間、滑り出してからも「落ちよう・落ちよう」という気持ちが多すぎて、頭を下げて前に荷重してしまっているパターンです。
このパターンだと、2回テールが浮いて波のパワーを逃してしまいます。 (波に追い付かれたときに1回目のテールがフワン!落とそうと前がかりになって2回目のテールがフワン!)
この2回のパワーロスが無ければ、2テンポ早く滑り出してプレーニングに入れるので、驚くほど簡単に早く確実にテイクオフができると思います。
※ウネリに乗ってプレーニングで水平を保てれば、波との呼吸・タイミングを合わせて、ゆっくり立ち上がるだけです。

パタゴニア


【隠れ結論】力まずに「波の流れ」と「自分の動作」を・・・

テイクオフの品質が上がらない理由、、、 大きく分けると「ウネリに乗せる前のエラー」と、「立ち上がり動作のエラー」の2つに分かれます。
    典型的なエラー
  • 波待ちのポジション
  • 選ぶ波のエラー
  • 座りからパドル姿勢までの動き
  • 腹ばい姿勢・パドル方法
  • 冷静さを失って頭真っ白
  • ボードに乗る前後位置
  • 動作中に頭が下がる
  • 手を付く位置が前過ぎる
  • 背中が反ってしまう
  • 立ったらボトムに居る
テイクオフが上手くいかない理由を、書き出してみたら・・・まだまだ、無限にありそうです(笑)
一番は、ウネリの芯を予測しながら波の斜面にコミットしようとする気合だと思います(笑) また、 「テイクオフは、こんなにも難しい事なんだ」と認識して、しかるべき人に教えてもらう事だと思います。 (自分もテイクオフには今でも苦労しています。自分自身を客観的に分析して正しく修正するのは、 不可能なんじゃないかと思っているほどです。)

テイクオフのスランプ脱出に大切な・・・メンタル面

テイクオフのスランプの原因、(たぶん)ナンバー1は「メンタル面」です。 「周りの人が気になる(ベスポジに座れない)」 「何も考えないと、どこかが抜けちゃう(ウネリに乗れない)」 逆に色々と考えすぎると、(パドルの)ピッチが出なかったり、立ち上がり動作に引っ掛かりがでたりで、たちまちスランプ入りです(笑)
安心してください!解決策は、この裏技をお試しください。
    テイクオフのスランプ脱出【裏技】
  • とにかく「ウネリの高い位置で、頭を高く上げてプッシング姿勢」を決める事だけに集中!
ただし、基本的にピークの芯に潜り込み、5カキか7カキでウネリに乗せることが条件です。 (引き付ける事で波を詳しく観察できる。乗せる!立つ!タイミングが分かり易くなる。) ピークのウネリに乗せられない場合は、白い泡をたどりながら、とにかく移動してベスポジを探してください。 とにかく「高い位置で、プッシングに集中!」これだけでスランプ脱出間違いなしです。(ピークが分からなければ、地形を徹底的にチェックしてください。)

★サーファーが増え過ぎて・・・「マナーの悪い人に、とにかく腹立つ!」・・・その気持ち、わかります(ウムウム)

でも、絶対に「競わない・比べない」でください。「自分は、あのようにならない。グッド・サーファーになるんだ」という信念を持ち、 同じ土俵に上がらない決意が必要です。腹を立てた時点で、スランプの確変に突入です(笑)

・周りの人に波を譲る。(余り波は必ず有ります)
・人のライディングを褒めてあげる。
・技術的に困っている人に気付いた事を教えてあげる。
・周囲の人も自然の一部と捉えて調和を目指す。


何年も続けていると、自然と周囲から喜ばれるサーファーになると思います。 そうなってくると、自分が良い波に乗るよりも、譲って誰かの良いライディングが喜びになります。
そんな心境になると、不思議と良い波がポンポン来だして・・・ 自然と「良い波・良いポジション・良いタイミング」に波長が合ってきます!!!
※「そんな事、絶対ないよ!」と思われそうですが・・・自分は、そんなお人好しな考え を信じる「時代遅れの男になりた〜い(by河島英五)」笑、以上、最強のメンタル術について考えてみました。

この正しいメンタルを持ってこそ、サーファーとして発心です。私自身も、その事が分かってから上達スピードが爆上がっていきました(笑)

ミッドレングスでの理想的なテイクオフ

とにかく、 YouTube(2分あたりからのテイクオフ3連発byロブ・マチャド) をご覧ください。 ミッドレングスでの理想的なテイクオフのヒントが見つかります。 (周りのショートボーダーがガシガシパドルしている時には、プッシングでプレーニング状態に入っています。 その前段階には、「波の見方からパドル」にも秘訣があると思うのですが、残念ながら未収録)

【上級者さんも、基本に戻って】「腹ばい姿勢」の再確認

これは、テイクオフの過程が力んでいると最後まで理解できない部分です。「腹ばい姿勢」=自分では「パドルロケットの型」と名付けております(笑) 「パドルロケットの型」を理解して無意識にできるようになれば、パドルで漕ぐ行為が、逆に要らないんじゃないかと本気で思ってしまうほどです。
※テイクオフ前に、スッーと板に乗り込んでノーパドルでも乗れる人を海でも見かけた事があると思いますが、 これは乗り込みから「腹ばい姿勢」をロスなく極めれば誰でもできるようになります。
「究極の腹ばい姿勢(パドルロケットの型)」のポイントは、上体反らしの中でも腹筋で板を抑えることです。 (肋骨から上は横隔膜と腹筋で支え上げながら、お腹から下半身は海中に抑えていく)
言い換えれば、「腹ばい状態で、骨盤後傾と肋骨でジワッと逆腹筋する」ようなイメージです。 言葉で書くと難しいですが、やってみれば意外と簡単ですよ(笑)

「腹ばい姿勢」が決まることで、プッシング姿勢が安定し、立ち上がり動作が軽く素早くなります。スッと下(インスタ)の直滑降の姿勢に入り(←これで、テイクオフは完璧)、 そこから先はサーフスケートで「低く強いボトムターン」の練習に移ります。

【裏技】苦手な上体反らしが、100円で解決!

上体反らしが苦手な方(特に40代以降の男性)が正しいパドル姿勢を取ろうとすると、背中側全体に力みが入ってしまいます。 解決策としては、100円ショップでコーナークッションを買ってきて、20センチ位に切り(自己責任にて裂けないように注意しながら)ウエットやインナーの胸の下部(肋骨の下から3本目あたり)に貼り付けるか縫い付けるかするだけです。
身体の力みが抜けると、「こんなに楽なんだ!」「パドルが軽い!」「テイクオフも早くなる!」と実感できるはずです!
※自分は、ニトリルブタジエンゴム(ニトリルゴム=NBR)という素材のものを使っています。


【編集後記】 自分は、体が固いんだから、できる限りで良いと「パドルからテイクオフ動作の達人化」をあきらめていました。つまり、テイクオフが下手なまま上手になって来たのです(笑) 結論としては、中級者から上級者に上がって行こうと思った時に、一からパドルとテイクオフ・その流れをやり直す必要がありました。
我流で体が憶えてしまったクセを直すには、かなりの時間と努力が必要でした・・・初心者の時に、正しいパドルとテイクオフ動作だけでも習っておけば良かったと反省中です。
波が良くて調子が良い時は、「ピークになるであろうウネリの芯に潜り込む!」←これだけで、自然と良いテイクオフが出来ている気がします。 (波を見続けながらパドルして、ウネリでのプレーニングで間を取り、テイクオフの空間を作り、狙った角度にスムーズに落として行く・・・。)
突如として調子悪い時が来る原因は、ほとんどの場合「(自分なりに会得した)波の見方からテイクオフ動作までのルーティーン」の何処かが崩れているからです。
※今、現在テイクオフで注意しているポイントは、「タイミング」「ダウンザラインの美しさ」 「パドルからライディング姿勢までの流れ」の3点です。 とにかく「ブレないスムーズなテイクオフ」までの道のりは遠い・・・ことを実感しております(笑)
上級者のテイクオフ成功のためのポイントは、「テイクオフ動作を行うための間」と「落として行くラインのイメージ」を流れの中で自然に作っていく事。 テイクオフ動作の間を作るためには、ウネリから捉える波読みが大事。 落として行くラインは、正面から見ている時点で「波の芯と、ボトムの巻き上げ」をある程度予測していなければ、 どの角度でフェイスのトンネルに滑り込んでいくか判断が遅くなってしまいます。

【追伸】 最近思うのは、テイクオフはパドルの推進力よりも、ウネリのエネルギーとの同調感が優先しているのでは?という仮説です。 つまり、強く早くパドルできる人よりも、ロス無くスムーズに流れを作れる人の方がテイクオフが早いのではないかと思っています。 (水中では、渦を味方にするイメージが強力に手助けをしてくれます!) ウネリのエネルギーとの同調しつつタイミングよく立ち上がれば、伸びやかでスピードに乗った完璧なテイクオフが身に付きます!足が突っかかる事も皆無です(笑) 「ウネリに乗って立ち上がる」ではなく、「波のエネルギーと同調(一体化)する」という意識です。 その視点で感覚を探っていくと、また違う面白さを感じている今日この頃です。

のほほん陸トレ道場【格安サーフィン・サーフスケートスクール】

事前準備に2時間かかってしまったり、その人の癖によって逆の事を言ったり、、、 「どうしたらスッと、伝わるのか?」サーフィンの上達をサポートするって本当に難しいです。野村監督が言っていたことが身に染みております。

初級・中級者の皆さまにサーフィン・サーフスケートの陸トレを、1対1でレッスンさせて頂いております。
※自分自身が初心者時代から相当な時間を費やし苦労してきたので、ステップbyステップのメソッドらしきものができてきました。 40代半ばを過ぎて・・・自分が上手くなるよりも周りの方が上手くなる方が嬉しくなりました!

いわゆるハウトゥー的な「この通りに、やってください!」方式ではなく、 「この動きをやってみましょう!その中で何を感じますか」 描いている理想のサーフィンに近づくために、どうやったら上手くいくかを一緒に考えるような時間です。

1テーマ 半日レッスン 8,800円(税・おやつ・コーヒー込)

※サーフボードをオーダーして頂いた方には、無料オーダーレッスンが付きます。
※陸トレ時に使うサーフボード・サーフスケート等は無料貸し出しです。

ご希望の日時を、遠慮なくメール下さい。(場所は、屋久島町安房か時々、種子島にて)
※できない自分が苦労して、膨大な時間を投じた・・・でも楽しかったから、今でも続いている事なんだと思います。 皆様が楽しみながら(あるある迷宮に惑わされずに)上達できるように、陰ながら応援しています。

マイ・ブランドの紹介「マハロ・ハーモン」

自分の体格は、170センチ75キロのガッチリ(ぽっちゃり笑)体型です。
ここ数年 7’2”のジェリーロペスのチーターをメインボードにして、 波によってアルメリックのニューフライヤー(6’2” 35L)に乗っていました。
ジェリーロペスのチーターは、サイズが上がってくると最高なのですが、もう少し動いてほしいという欲望があり、 アルメリックのニューフライヤーは高性能で楽しいですが、波にパワーが出てくると軽さが心もとないという感想でした。
そこで、自分の体格に合うボードを探していましたが、良い出会いがありました。 ニール・バーチェス・ジュニアの2プラス1(6’6”21 2’1/2)です。
テイクオフが2テンポ早くなり、120%加速性能が上がり、ターンのキレが5倍くらい上がった気がします(願望込み) なによりデカ波でも安心してボードを傾けられるので、波のパワーを物凄く感じるようになりました。

【それから数年が経ち・・・】 本当に誰もが楽しめるミッドレングスのサーフボードのイメージが、自分の中で出来上がりました。 友人のシェイパーが快く引き受けて頂いたお陰様で、ブランド名「Mahalo Harmon」モデル名「One right tool」という形にする事ができました。 自分のすったもんだの集大成が形になり、誰かのサーフィン上達のお役に立てる!もう感謝しかありません! サーフボードの設計は、ほぼほぼ上級者目線で行われます。 なので、週末サーファーにとっては、そもそもテイクオフが決まりにくい難しいサーフボードが多い気がします。 6.6前後の長さがあれば、ボードの手助けを借りて「誰でも・いつからでも上手くなれる!」と自分自身の試行錯誤から間違いないと思っています。 自分にピッタリ合ったサーフボードに出会うと、本当に一瞬で覚醒します。ご自身の動画を送って頂ければ、どのようなサイズ・デザインが良いか一緒に考えます。

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