 健康・美容目的での使い道
遠赤外線効果による温熱効果
遠赤外線は、物質の内部に素早く吸収されて、物質を内側から温める働きをします。
遠赤外線は、熱をもった光線ではありませんが、物質を構成する分子を振動させて発熱させます。
人間の体に遠赤外線を当てた場合も、体の分子の運動が活発になります。
細胞の活動も活発化して、血液循環が良くなり体はポカポカと温まります。
「深い眠りが得られる炭アンカ」
炭500グラムくらいをラップに包み、熱湯で温めてタオルでくるみ足をあたためる。
豊富なミネラルがもたらす美肌作用
「アルカリ性のお湯で肌をスベスベにする炭風呂」
お湯の中に炭を入れると、炭の細孔の中に残留塩素やカルキ臭が吸着されます。
遊離型残留塩素は、皮膚や髪のタンパク質と反応し肌や髪をいためる原因となるものです。
同時に炭からは、ミネラル成分がお湯の中に溶け出すために、
お湯（日本の水はどちらかといえば酸性から中性）がアルカリ性に変わります。
アルカリ性のお湯につかると角質が軟らかくなり、肌がスベスベになります。
細かく砕いた黒炭か竹炭を、濁りがなくなるまで水洗いします。
お湯300リットルに対し約2キロの炭をネットや布袋などにつめる。
お湯を入れ始めると同時に炭を入れておくと効果的です。
※入浴時に炭を出して、木酢液を15〜30cc加えると
美肌・リラックス効果も期待できます。
2〜3日に1回水洗い後、天日干しして一ヶ月で取り替えましょう。
炭を体に当てる
針灸院などで備長炭や竹炭でツボを刺激する治療なども行われています。
炭は脳波を低周波にし、いわゆる脳内モルヒネの分泌を促すことが分かっています。
この効果で自然治癒力を高めていると考えられます。
また、炭は微量ながらも赤外線やマイナスイオンを放射していることなど、
さまざまな要因が重なり合って鎮痛効果を上げているという見方もできます。
竹炭マッサージは気や血流を改善し副作用も無いため、家庭療法に適しています。
また「薬用活性炭」など炭を食べる健康法などもあります。
「洗浄力抜群で美容効果も高い炭石鹸」
灰汁は強いアルカリ性で洗浄作用が高いため、古くから洗剤や漂白剤などに用いられていました。
炭そのものにも高い洗浄力があります。
そのため、石鹸の原料に加えれば余分な皮脂や汚れ・汗・老廃物などを吸着除去することができます。
ミネラルによる美肌効果や、皮膚の酸化や老化予防などの抗酸化作用があります。
石鹸素地を小さく切って耐熱容器に入れ、電子レンジで加熱（500ワットで30秒）します。
炭パウダー0.5グラムを加えてかき混ぜる。
型に流し込み、冷ましてから型から外し、4〜6日程度自然乾燥させる。
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