野菜の効用
野菜には、活性酸素の害を除去したり、
発ガン物質を無毒化したり、免疫力を高めるなどの働きを持つものがたくさんあります。
野菜は異なる成分グループのものを、まんべんなく食べることが大切です。
ブロッコリーやワサビには解毒作用があり、ガンを防ぐ野菜の代表選手と言われています。
下ごしらえをしっかり行い、農薬の不安を減らす。
旬の野菜を食べる。
昔の野菜と比べると栄養価が下がっていると言われることもありますが、
旬の時期なら昔と変わらない栄養価があります。
旬の野菜を冷凍保存しておく手もあります。
マイナス20度で冷凍すれば、1年程度は栄養がほとんど変化しないことが分かっています。
ただし、熱湯で20〜30秒茹でてから冷凍する必要があります。
「にんじん」
カロチンは体に入るとビタミンAの働きをします。
ビタミンAは油に溶けやすいので、油を使った料理がよいです。
造血を活発にし、血行を良くします。
虚弱体質・病後・冷え性・低血圧の人は、1日に1回は食べていただきたい野菜のひとつです。
「ごぼう」
繊維質が多いので便通をよくします。
イヌリンという成分が腎臓の働きを良くし、汗を出すなど老廃物の排泄を促し、血液をきれいにしてくれます。
さらに鉄分が血を作る働きを高めます。
「ニラ」
ニラは、体を温めるので味噌汁・雑炊・卵とじなど毎日の健康食に取り入れたいものです。
効用は、下痢や腹痛、冷え性、しもやけ、夜尿症などに効果があります。
切ってから空気にふれる時間が長いほど臭いが強くなりますので、素早く調理しましょう。
「ほうれん草」
ビタミンA/B/C/D、出血を止める働きがあるビタミンKを含み、消化もよく、貧血に有効な鉄分など
ミネラルも含まれています。
自律神経失調症、更年期障害、便秘、健胃、病後の体力回復に効果があります。
「かぼちゃ」
鉄分・カルシウム・ビタミンB1/B2の他にカロチンを多量に含んでいます。
中国ではヘタや種まで薬用や食用として利用されています。
虚弱体質、造血作用、便秘症のほか、インシュリンの生成を促すので糖尿病にも効果があります。
種子は炒って食べると高血圧症、前立腺肥大に効果があります。
「なす」
効用は、血圧を下げること、またヘタの部分は、盲腸炎・中毒防止に効果があります。
ヘタは陰干しにして黒焼きし、この粉に自然塩を混ぜたもので歯茎をこすると、
歯槽膿漏・歯ぐきの腫れに効果があります。
「キュウリ」
カリウムが多く体内の余分な塩分や老廃物を排泄する働きがあります。
その結果、血圧を正し、腎臓の働きを高めます。
「ピーマン」
果菜類の中ではビタミンA/Cが多く、油を使って料理すればビタミンAの働きが増します。
細胞の組織を健全にする働きがあるビタミンDも含まれているので、血管を強め皮膚病にも効果があります。
動脈硬化の予防、高血圧、シミ・ソバカス、夏バテ、糖尿病、しもやけ予防、視力強化に効果があります。
「ねぎ」
臭いと辛味は、硫化アリルという成分によるもので、ビタミンB1が無駄なく体内で働けるようにします。
また、腸の働きを整えたり、殺菌効果もあります。
デンプン質の消化を円滑にして食欲を高めます。
また、体をあたため汗を出し、利尿やタンをとる作用があります。
「たまねぎ」
涙のもとは硫化アリルという成分によるもので、ビタミンB群の吸収を高めてくれます。
この結果、胃腸の働きを高め心臓を強化して疲労をなくして神経のイライラをしずめ、不眠症に効果があります。
「白菜」
体をあたためる性質を持っています。
冬に不足しやすいビタミンC各種ミネラルを含み、消化もよく、胃腸虚弱・冷え性・神経症・膀胱炎に効果があります。
「トマト」
ビタミン類やミネラル分も多く肉食に偏った人は、ぜひ食べたい果菜のひとつです。
強肝・動脈硬化予防・高血圧・肌荒れ・疲労回復・胃腸虚弱・貧血予防に効果があります。
「キャベツ」
ビタミン類・カルシウム・鉄などを多く含みます。
ビタミンUは、潰瘍に対する優れた働きを持っています。
胃腸病・痔・整腸・貧血に効果があります。
「春菊」
ビタミンA/Cは、肌や目をきれいにし、病気に対する抵抗力を高めてくれます。
昔から、体をあたため胃腸を丈夫にすると言われています。
便秘症・貧血症・下痢止め・冷え性の予防に効果があります。
「大根」
ビタミンC/D・カルシウム・ジアスターゼなどを豊富に含み、さまざまな体によい影響を与えてくれます。
胃腸の働きを高め、便通を促し、毛細血管を丈夫にして、高血圧や脳出血を予防します。
「レンコン」
体の中の老廃物を排泄する働きがあり、血をきれいにします。
また内臓の働きを正常にし抵抗力を高めるので、冷え性・風邪をひきやすい人におすすめです。
心臓病・高血圧・健胃・貧血・更年期障害・セキ・喘息に効果があります。
食と健康「食養生」
はじめまして!管理人の、いさじJoeおじさんです。
「食養生」との出会いは、食材探しの旅の途中でした。
沖縄で長寿の食材を探し、菊池養生館を訪れて・・・
サプリメントや健康食品で栄養素を取るより、
臓器を動かして栄養を取った方が自然だという結論に達しました。
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