対策 1「測る」 自分で行う放射能被曝対策
「今、ここって、どのぐらい危ないの?住めるの?」
数字やデータ・予測などをみても、どこにも答えは書いてありません。
「リスクをどのように感じ取るか」は大きな個人差があり、身近な人でも意見が分かれると思います。
自分でリスクをリアルに感じることの第一歩として「自分で測ってみること」を提案します。
空間線量やホットスポットだけではなく、ホールボディカウンターや尿検査で健康状態も測り、食品は公表された測定値を見て傾向を掴みましょう。
そして、習慣化するまで測り続けましょう!
独自の調査結果を持つことが、見えない放射線の分からなさを解消してくれる=不安を消し未来に希望を持つ生活の第一歩となってくれるはずです。
【結論】測ることだけが不安を解消してくれます!
● 空間放射線量を測る!
(「新たな原発事故に備えるため」「放射線汚染された廃棄物などの焼却による2次災害を防ぐため」「ホットスポットを見つけるため」に測りましょう。
)
● 体内の放射線量を測る!
(ホールボディカウンターではストロンチウムやプルトニウムは検出できませんが、セシウムの値を知ることで放射能被爆量の目安になります。)
● 食品を測る!(測定しているサイトで傾向を掴む)
(内部被爆に大きく影響する日々の食事ですが、
何がダメで、何が大丈夫か?一番確実な方法は、測っている人の公表を見て事実を把握し続けることです!)
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▼ と言いつつ、個人では限界アリ!
- 平常時の空間放射線量は、測定サイトでチェック!
(常時測定してくれているサイトを見た方が正確。)
- 体内の放射線量は、測定のチャンスを待つ!
(現状、ホールボディカウンタ検査は症状が無い限り受け難い状況です。)
- 食品の放射線量は、測定機関の発表をチェック!
(食品に含まれるような微量の放射線は、高性能の測定器でしか検出できません。)
というのが、個人でできる具体的な自衛手段だと思います。
空間放射線量・食品の放射線の検出結果などをインターネットで情報を拾いながら、日本の放射能汚染の傾向と対策を知ることが大切になると思います。
▼ 当面は、以下の三点に要注意です。
- 「飲食による内部被曝」
- 「除染・ガレキの焼却などによる放射能汚染の2次災害」
- 「福島第一原発その他、新たな原発事故」
東日本に住む子供たちは、甲状腺機能検査や心電図による検査を積極的に受ける必要があると思います。
「マスクをする」「セシウム排出に効果があるペクチンを摂る」など被ばくを防ぐように努めましょう。
正しい知識と傾向と対策をもって、予防原則に則っての「放射能被ばくの可能性を避ける行動・食生活」を送ることが大切です。
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あなたも「おうち測定室」はじめませんか・・・
自前で食品の放射線測定をすることのネックは、やはり測定器の値段ですが、
ベラルーシ製のPolimaster PM1406なら
実勢価格で50万円なので、個人でも頑張れば手が届くのでは・・・。
私は、頑張って買いました(販売店資格をとり安くお譲りできるので、興味があればメールください。)
10時間程度の測定時間を我慢すれば、10ベクレル前後まで測定できます。
10Bq以下になると、400万オーバーの機種でも測定精度は不確かになるので、ゲルマニウム半導体検出器を持つ外部機関に再検査に出すそうです。
(なので、精度と価格のバランスにも一応満足です)
お米やキノコ類などを測ったりしています。
(狭○茶は確実に出ました。横浜市・庭のレモン3ベクレル・・・涙)
まとめ
空間線量・食べ物内部の線量・環境中の線量(土壌・水・海)は、徹底して長期に渡って測り続ける必要があります。
- もっと広範囲かつ詳細な土壌・河川・海などの調査を継続することが必要
- 食品の測定をあらゆる品目において長期にわたって継続することが必要
- 瓦礫の広域処理(焼却)による2次災害に注意することも必要
核の事故に対する安全対策は、国民の命がかかっています。
予防原則に則っての安全対策は、やりすぎるという事はないとおもいます。
特に、内部被曝の主原因である食品は、できる限り細やかに測定を行い、ベクレル表示など流通に組み入れる必要がありそうです。
チェルノブイリの汚染地域では、市町村の保健局が厳重な検査を行っていたそうですが、現在の日本では自衛するしかありません。
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震災以来、私自身もマイナス思考・誰かを批判する方向に引っ張られてしまっていました。
しかし、小林正観さんの本を読んで、実践して、立ち直る事ができました。
本当に大事なことは、シンプルだと思います。
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