放射能の単位・基礎知識 自分で行う放射能被曝対策

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放射能の単位・基礎知識 自分で行う放射能被曝対策

放射能についての単位

ベクレルとは、「放射能の強さ」(どのくらい放射能を出すパワーがあるか)

シーベルトとは、「人体への被爆量」(人間が放射能を浴びた時の影響度を表す。)

 ※「1マイクロシーベルト/時(空間放射線量)」の場合、その場所で1時間過ごすと「1マイクロシーベルト」被爆することになります。

 ※IRCP(国際放射能防護委員会)では、一般人の被爆限界値を「年間1ミリシーベルト以下(=年間1000マイクロシーベルト以下)」としています。

1年間で、どれだけ被爆したかを知るには、お住まいの地域の「空間放射線量」が分かれば、簡単な計算でおおよその値が算出できます。

【計算例】東京都○○区にお住まいで空間放射線量が平均「0.435マイクロシーベルト/時」での1年間の被爆量は?

東京都の場合、自然放射線量を「0.035マイクロシーベルト/時」としているので、まずその値を引きます。

0.435-0.035=0.4

24時間の内、8時間を屋外で過ごし16時間を木造の室内(低減係数0.4)で過ごしていたと仮定すると・・・

(0.4*8+0.4*16*0.4)*365=2102.4

年間の被爆量は、約2102.4マイクロシーベルト=2.1ミリシーベルト

となります。(年間1ミリシーベルト以下という一般人の被爆限界値を超えています!←と言うことになります。)

主要な放射線核種について

ヨウ素131

ベータ線を放出。甲状腺被ばくの原因。甲状腺癌や白血病を引き起こす。半減期約8日。

セシウム137

ベータ線を放出。体内摂取した場合、筋肉組織に蓄積しやすい。農作物に取り込まれやすい。半減期約30年。

ストロンチウム90

ベータ線を放出。カルシウムと似た性質。体内に入ると、その大半は骨の無機質部分に長期残留する。 骨肉腫などの骨癌や白血病の原因となる。半減期約29年。

プルトニウム239

アルファ線を放出。吸入すると肺に長期残留したり胸のリンパ節に取り込まれて内部被ばくの原因となる。 半減期約2.4万年!

ウラン

アルファ線を放出。内部被ばくの原因となって、様々な病気を引き起こす。半減期約数億〜数十億年!!!

放射能の影響

体に放射能があたると細胞のDNAが損傷を受けます。多くは修復されますが、悪条件が重なるとガン化すると言われています。

少ない細胞が急速に分裂しているときのDNA損傷は、とりわけ重大なために、子供や妊婦さんへの悪影響が心配されています。

これからも放射性セシウムの数値をチェックするのが基本ですが、同時にもっと毒性の高いプルトニウムやストロンチウムの値にも注意して、除去・除染に努めていきましょう。

アルファ線を放出するウランやプルトニウムは、ベクレル当たりのシーベルトがとても大きいのでリスクも大きいと言われています。

アルファ線は、DNAを切断する力が20倍も強いと言われています。(セシウムはベータ線)


▼ お医者さんによる健康被害の予測

上昌広医師曰く、 「癌の発症が多くなる年齢は、一般的に50代以降です。 事故当時影響を受けやすかった子供たちが、50代以降になって初めて分かることなので、チェルノブイリによる発ガンの影響はまだ分からない」との事。 「大切なのは、これから個人が生活をどうするか。」とも仰っています。

菊池誠教授(大阪大学サイバーメディアセンター)曰く、 「外部被ばくの問題も、今住んでいる人たちに関しては、事故から1年経ってみると、最悪心配されたほどではない」 「これからは食べ物にある程度気をつけていれば内部被曝は増えないだろう」 「内部被曝の心配は非常に低いらしいというのが、東大の早野龍五先生の調査で分かってきた」 との事。 「状況が変われば柔軟に、どんどん判断を変えていけば良い」とも仰っています。

浦島充佳医師曰く、 「チェルノブイリ原発事故の後、確かに子供の甲状腺ガンは増えました。 しかし、事故から20年経った段階で99.8%の子供が生きています。」 「将来の癌リスクは、ほとんど無視できるレベル。」 「メディアやインターネットの情報で、実際のリスク以上に多くの人に不安を抱かせてしまった。」 「チェルノブイリでの子供のIQ低下や情緒障害は、放射線よりも親のストレスと強い相関を示した。」 という意見もあります。 「科学的には、ほとんど影響が無いであろうものに集中しすぎて、生きがいや家族・地域社会など本当に大切なものを忘れてしまわないで欲しい。 「元あった地域社会以上に復興する。輝く地域社会を夢見ることが、今を生きる希望になる。」とも仰っています。

楽観的に考えるか、悲観的に考えるか、お医者さんの間でも様々です。 自分の考えとは違う意見にも耳を傾けつつ、冷静に判断して行動する事が大切です。

元東京電力社員(福島第2原発)で、退職後に熊本でお医者さんになった 院長の独り言さんは、怖くなるほど悲観的・・・ 最悪の情況を想定するために参考になるご意見です。


被曝量の相場観

あくまで目安ですが、空間線量1マイクロシーベルトだと年間に直すと8ミリシーベルト弱になります。
守るべきは、年間1ミリシーベルトです。
年間1ミリシーベルトを守るためには、毎時0.23 マイクロシーベルト以下の環境で生活することが大切です。 (大地からの放射線は毎時0.04 マイクロシーベルト。宇宙からの放射線は毎時0.03 マイクロシーベルト)


※世界中で放射能を測定してきたクリス・バズビー博士(ECRR化学事務局長)の経験則によると・・・

空線0.3マイクロシーベルト/時なら、健康へ重大な影響を及ぼす可能性(要移住)
空線0.2マイクロシーベルト/時なら、何か影響が出るかも知れないがグレー領域
空線0.1マイクロシーベルト/時なら、セシウム汚染の可能性が大きい


との事でした。
日本では、今でも空線1マイクロシーベルト/時の場所に住み続けている住民が居ることは信じられない事のようです。

京大の方たちも「東京はセシウムだらけ」という表現を使っておられました。 確かに東京の空間線量は0.1マイクロシーベルト/時ぐらいの場所が多くあります。

セシウムがあるということは、微量ながらもウランやプルトニウムも存在する可能性があるということです。

さらに注意しなければいけない食品による内部被ばくな事を加味すれば、 お子さんがいるご家庭は東京や首都圏からの移住を(今からでも)検討しなければいけないと思います。


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