対策 2「避ける」 自分で行う放射能被曝対策
【結論】「日々の食生活」で避け「日常生活」でも避ける!知っていれば十分、避けられる!
● 放射能汚染された食品を食べない。
● 予防原則に則った食生活を行う。
● マスク・長袖・雨に濡れない。靴を清潔に。
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※今、日本人が一番注意しなければいけないのは、長期に渡る内部被曝です。
チェルノブイリ事故後のベラルーシで5年半の間、医療活動を行った松本市長の菅谷昭氏によると
「体内に入った放射線物質がどのように動くかは、実は誰にも分からない。あるのは、チェルノブイリのデータだけ」との事。
福島各地で1万人以上の内部被曝測定を行ってきた上昌広医師によると、「2011年秋、子供達の半数が内部被曝していました。1%弱くらい数値の高い子供が居ました。」との事。
「食事などのアドバイスによって確実に数値は下がってきている。」との事なので、正しい知識を持っていれば内部被曝は防げるし下げられるということが分かります
福島での被ばく検査で分かった傾向は「家庭菜園の野菜を食べている人」「道の駅などで放射線検査を受けない食材を買っている人」「農家から直接、果物などを箱単位で買っている人」が内部被ばくの数値が高かったようです。
チェルノブイリで一番問題になったのは、汚染物を食べ続けたことだそうです。
チェルノブイリでは、流通網が発達していなかったために地産地消せざるをえず事故直後に内部被曝を受けた地域は限定的でした。
流通網の発達してしまっている日本では、「みんなで情報を共有して防ぐしかない」との事です。
「福島に居なくても内部被曝のリスクがあることを知ること」「個人の内部被曝の検査を受けること」で対応しましょう!
水俣病の事例を見ても明らかなように、行政は何もしてくれず認定(救済)も限定的です。
たとえ認定(救済)されたとしても、健康は取り戻せません!
つまり、自分たちで自衛するしかないという緊急事態なのです。
▼ 【安全の相場観】何ベクレルまでなら食べるか?
被爆のリスクには、しきい値は存在しないので個人の許容範囲の問題になります。
国の基準値では、一般食品の場合100ベクレル以下なら放射能検査済みとして普通に流通してしまいます。
中部大の武田教授は、10から20ベクレル(キロ)ぐらいなら安心できると仰っていて、原子力資料情報室(CNIC)の伴さんは10ベクレル(キロ)と発言されたことがあるようです。
チェルノブイリ事故の時から食品中の放射性物質を測定されている、たんぽぽ舎さんや小金井市放射能測定器運営連絡協議会さんも「牛乳で多少でても飲む」「50ぐらいなら食べる」と自分なりの基準を持たれているようでした。
うーむっ、難しいですね・・・私の個人的な感覚で言うと
「100Bq(Kg)は高すぎる。50Bq(Kg)も状況によっては仕方ない。10Bq(Kg)以下なら安心できる。ただし、米は毎日食べるので10Bq(Kg)以下にしたい。」という感じです。
今でもCT検査などと比較して大丈夫と発言している方がいらっしゃいますが、「外部被ばく」と「内部被ばく」の違いを考慮しないでの発言なので、だまされない様にして下さい。
また、色々な測定所の公表値をチェックしていると、危険食材を避けて産地を選んでいれば、10Bq(Kg)以上の食材に当たる確立は低くなってきているように思います。
しかしながら、リスクを管理する必要のあるお子さんや妊婦さん・持病のある方は、可能な限り0ベクレルを目指してください。
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